MOK Structural Design Unit

surveylist建物調査報告

滋賀県N邸 建物調査の様子

所在地:滋賀県
調査日:2015年7月
構造・規模:木造2階建 約294㎡
築年数:約100年(大正初期頃 詳細は不明)
担当:MSD日野弘一

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調査建物は歴史を感じる立派な建物です

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調査内容の確認等ミーティングを行ない
・採寸・設備・仕上・劣化内部・床下・二階床・下屋・小屋裏・ヒアリングなどの調査を行いました。

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住まい手さんからのヒアリングでは、メンテナンス履歴や性能に関する住まい心地などを確かめます。
建物を見るだけではわからない情報がわかる事もある大切な調査のひとつです。

・仕上げ調査では材料の種類や厚みを調べます。可能か限り下地材まで確認します。
この調査は建物の耐震計算や温熱性能計算に欠かせない調査です。

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・劣化調査は建物の外回りに発生している劣化事象の確認を行います。
壁のひび割れや屋根の老朽化など、位置と状況をプロットしていきます。
内部写真はは床の傾斜を測定している様子です。

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・バリアフリー調査では床や階段の段差や開口部や廊下の幅など、バリアフリー性能について調べました。
畳間は板間との間に小さな段差が多く注意が必要です。
・設備調査では、電気や給排水設備の配管経路などを確認しました。同時に設備の劣化状況や維持管理のしやすさなども調べていきます。

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・床下調査の様子です。玉石基礎で、地面は土でした。湿度が高く、木材の含水率も非常に高い状態でした。
それに伴い劣化が各所に見られました。位置や状況を記録し、内部の劣化事象との関係性を検証できる様にしておきます。

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・二階床調査は調査可能範囲が狭くなっていた為、可能な範囲で二階和室床をはがし一階の天井の隙間などから調査を行いました。
・小屋裏調査は物置の様になっていて床板が張っていましたので歩いて侵入し部材の確認が行えました。小屋裏部材は害虫跡と思われる欠損が目立ちました。
また、屋根の野地板が劣化してきている事を確認しました。

今回は25名の調査員のご協力を頂き無事に調査を修了しました。
その後、住まいの診断レポートをまとめ住まい手さんへの報告を終えました。
この調査で得た記録を使うことで、適切な改修計画を行う事ができます。

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| 16年02月22日