MOK Structural Design Unit

FUMIKO MISAWA & STAFF BLOG三澤文子&スタッフblog

今井連窓のいえ 見学の様子


建物詳細調査:今井連窓のいえ
竣工報告blog:今井連窓のいえ

MSD三澤文子改修作品

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先月、を長期優良住宅化リフォーム推進事業事務局・関係者の皆さんを今井連窓のいえ(改修)にご案内させて頂きました。

まずは外回りから外観を見学
この建物は以前、7件長屋であったこと近年は面影が無くなっていた事など ご説明させていただいました。

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建物内部では、住まい手さんご夫妻へご挨拶し
住み心地を伺いました。

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(写真奥:コアー建築工房 渡部さんと、創造工舎の篠田さんも駆けつけて下さいました)

住まい手さんより

収納が多く計画されている事から、部屋が物で散らかりにくい事が気に入っている。

冬の朝もたいへん過ごしやすい。暖かい など嬉しいお言葉をいただきました。

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こちらは北棟にありますダイニング・キッチン 皆さん熱心に建物を見学されています。

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見学後、土間サロンのTVをお借りして担当の日野弘一より、改修前の様子 建物の詳細調査を行った際の事、施工の様子を写真を見ながら説明を行いました。

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建物改修についての話が盛り上がり、予定時刻が過ぎても質問が続き、つい長居をしてしまいました。

専門家ばかりの大勢の見学を、快く受入れて頂きました住まい手さんに感謝申し上げます。

MSD新井

| 17年04月21日

甲賀のいえの撮影

4月12日、2月末に引き渡しをおこなった改修住宅「甲賀のいえ」の撮影を行いました。カメラマンは三澤康彦さん。この日は午後から、事務所内の研修会があり、竣工建物の報告を担当者が行わなければならないため、急遽、竣工写真を撮る段取りとなりました。

実は植栽工事が、5月末に行われるため、外観写真はそれ以降でないと取れないのですが、今回「とりあえず」の撮影となったのです。

撮影アシスタントは、この4月に入社した新人宮本君。慣れないことで、動きが鈍く、三澤さんに怒られています。

画面真ん中で、ウロウロしているのが、新人宮本君です。

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写真左手には、三間続きの和室があります。

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このダイニングは北庭に面しています(庭は未だできていません。)

北に一段下がった床は、クリのフローリングに漆を塗ったもの。さらに1段下がって、北の庭につながります。

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先ほどの写真の見返しです。ダイニングテーブルからキッチンを見通しています。古い柱梁と、新しい補強梁や柱が、調和よく並んでいるように思えます。

この写真では、三澤さんの横には、赤いジャンパーを着た、施工会社「ベストハウス」の吉本さんがいます。どうも、三澤さんから、アングルの決め方など写真撮影テクニックを教えてもらっているようです。

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こんなふうに、横画面で撮ると、右手(南側)の続き間の和室もつながって見えます。アサメラの一枚板のテーブルが、なんとも存在感がありますね。

和室のさらに向こうには、広縁とお庭。工事期間中に男の子が誕生された御目出度い出来事がありました。そんなことで、床の間には、五月のお節句のお飾りが見えます。

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端午の節句に願いを込めるように、この家にも、命が吹き込まれて、さらに大きく成長してほしいと願います。

甲賀のいえの「竣工報告」のブログ掲載は、お庭の完成を待って、7月半ばになりそうです。しばしお待ちいただければ幸いです。

MSD三澤文子

| 17年04月16日

信州、茅野市~箕輪町をめぐって。

茅野市にある木製サッシのメーカー、アイランド プロファイル社の工場見学に行ってきました。北沢建築社長の北澤さんに連れて行って頂いたのですが、胡桃山荘(北沢建築工場となり)から車でおよそ1時間でした。

笑顔で迎えてくださった、石原社長、そして工場長の中尾さんは、三澤康彦さんの同級生ということがわかり、和気あいあい。早速、工場を案内して頂きました。

写真右手が、石原社長です。

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工場は、数年前に諏訪市からこの茅野市に移転。既存工場を利用して出発だったそうですが、昨年OMソーラーシステムを搭載した加工場を増築し、24名のスタッフさんがキビキビと動いています。

石原社長は、作業中のスタッフさんにいちいち私たちを紹介下さり、説明していただきました。

写真右手は、工場長の中尾さん、右から2人目は、技師長の松山さんです。

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今後の生産力アップのために、つい最近導入した最新式の加工機をデモンストレーションしていただき、その凄い精度にビックリ。また機械の動きを見ているだけで、ひたすら感心していました。

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工場見学のあとは、木製サッシの使い方を見せて頂くためにゲストハウスへ。工場からさらに車で20分ほどの標高1400m。まだ雪がありました。

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まず、魅力的だったのが玄関の建具。片開きと折れ戸の組み合わせです。「ここは風除室扱いなので、夏は全て開放してしまいます。そんな時に折れ戸は便利です。」と石原さん。重たそうな折れ戸ですが、ビックリするほどスムーズに開くとの説明です。今後、こんな玄関が設計できるといいな~。と熟視していました。

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ゲストハウスの見学では、さまざまなタイプの窓を観察させて頂きましたが、嬉しい発見は、横滑り出し、縦滑り出し窓とも窓が裏返って、外側の窓ガラスが、部屋の中から拭けること。これは、住まい手の方々がとても喜ばれるだろうな~。

さて、胡桃山荘に泊まり、翌日も雨。

雨に濡れる、北沢建築社屋は、きりっとして綺麗に見えます。

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聞けば、昨年塗装をし直したとのこと。

北沢建築社屋は2010年の11月に完成していますので、今年は丸7年目です。ということは竣工して5年目あたりに、第1回目の塗装をしていることになります。塗装は、第1回目を早めにすると、その先の持ちが良いといいます。流石、北澤さん、しっかりメンテナンスができています。

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それにしても、竣工時に植樹した欅は、すでに大木に育っています。手入れされている建物と、成長した樹木のと2ショットはとてもいい感じです。

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北沢建築社屋はダークブラウンの着色ですが、おとなりの胡桃山荘はクリア仕上げです。

今回、北澤さんに触発されて、塗装の見直しをしようということになりました。

胡桃山荘だからこそ、実験的な塗装が出来る。ということで、今年、丸5年目にして、再塗装を行います。

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さて、どうなりますか、ご期待ください!

MSD三澤文子

| 17年04月08日

北秋津のいえ

MSD三澤文子:改修作品紹介

三澤文子前回のblog記事


昨年12月、埼玉県所沢市で、改修の仕事「北秋津のいえ」が完成いたしました。2016年の1月早々に着工いたしましたので、およそ1年かかりました。毎月2回のペースで現場に通い、今は、所沢がずいぶん近くに感じられます。

この住宅の当主、Kさんは80歳半ば。打ち合わせの時から合理的かつ明快な考え方で「耐震性を上げてほしい。合わせて冬の寒さを解消してほしい。」という強いご希望を述べられていました。また、実施設計途中に、「平屋の既存建物を2階建てにしたい。」とのご希望を頂いたことで、一気に難しい改修設計になっていきました。結局、築340年ともいわれる原形の架構だけを残し、近年改修された部分は、解体し、増築することになったのです。

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外観は2階を増築したことで、一新しました。下屋の屋根のかたちも整え、写真,向かって右手の、東南の角の張り出しを土間空間にして、応接室としています。ご当主のお仕事柄、使用頻度が多いようです。

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土間の応接室は、正面玄関を入って右手です。勾配天井は柿渋紙貼りで、軒がかなり深く、奥が暗くなりがちなのでトップライトをつけています。さらに明るい雰囲気にと、ここだけは赤のベンチクッションです。

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玄関土間から茶の間へ。改修前は、段差が高すぎて上がりにくいものでしたが、敷台を設けステップにしているので、無理なく上がることができます。敷台は栗の板にナグリ加工をしたのちに、漆を塗っています。足の裏の感触が良く、滑り止めにもなっています。

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玄関左手(西)にある茶の間は、ご当主のいわば仕事部屋のようなお部屋です。一番集中して時間を過ごす部屋なのかもしれません。畳の間だったものを桧の板の間にして、テーブルも椅子も、ご当主の背丈に合わせて低いもの選んでいます。

天井は竿縁天井で、二分三厘の杉板は吉野産です。竿は少し太めにして、漆を塗りました。

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座敷から茶の間を見ます。2間合わせて22帖半の広さの大広間でしたが、2部屋の境の建具の引きしろ部分を耐力壁にしたことで、完全な大広間にはなりません。ただ、これだけのつながり具合なら、問題なさそうです。

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茶の間の北側から、南を見ています。古い建具は、余すことなくほとんど使いました。これら古い建具の造りが巧妙なことには、驚かされます。写真、左手の建具は、玄関ホール側は細い格子、この部屋側からは4段の引違障子が組み込まれています。写真、向かって右手、広縁側の欄間は、柿の木でつくられていて「これは貴重だ。」と建具屋さん。ただ、耐力壁になっている部分は欄間を設けることができずに、垂れ壁になっています。

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広縁側には細工の見事な建具を設けています。これは北西にあるご当主の寝室にあったものですが、位置的にも人目に触れることがなかったので、この機会に表舞台にもってきています。少し晴れがましい顔をしている気がします。

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改修前                         改修後

広縁は、改修前は実は物置状態。何しろ寒くて、南の最高の位置なのに人が寄り付かない。

改修後はお部屋の暖かさをキープしてくれる、大切な緩衝空間として存在価値を発揮しています。

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座敷の建具を開けると、広縁は光の空間。荷物置場にして殺してしまっては本当にもったいないのです。

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設計途中から、2階を増築することになりましたので階段が必要です。階高も比較的高くなっていて苦心しましたが、上がりやすい階段になったかとおもいます。

階段脇の右手奥には、ご当主の寝室があります。

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 改修前の寝室

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 改修後の寝室

この2枚の写真、改修前、改修後ともほとんど同じアングルです。障子の向こうにあった西の広縁をつぶして、帆布のカーテンのあるクローゼットにしています。

改修前の写真右手、服類が掛けられた下に埋もれて、茶の間に移動された、細工の巧みな建具がひっそり身を潜めています。

寝室は和室から板の間に。ベッドを置き、落ち着いたお部屋になりました。天井は杉板張りで、天窓と埋め込みの照明が見えます。

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玄関土間の正面には、この家の中心になるようなホールがあります。2階とつながる吹抜けには、薪ストーブの煙突が貫いていて、薪ストーブ正面には、漆塗りの栗八角柱があります。弁柄のこの漆の色を、ご当主は大いに気にいってくれました。

このホールの向こうには、ダイニングと、キッチンが見えます。また右手奥には土間の応接室、メイントイレがつながります。

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家の中心にあるこの薪ストーブのお蔭で、ホカホカの室内。断熱性能も格段に上がったことで、当初ご希望の「暖かい家」に満足頂いています。左手に見える出入口からは洗面脱衣室へ。脱衣室も暖かい空間になりました。

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ホールの奥には、メイントイレがあります。小便器がある1坪のトイレが出来ました。ここも薪ストーブの温かさが行き渡る位置にあり、奥まっていながらも、応接間からも近く、メイントイレとしては、ベストポジションだと思います。

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増築をした2階です。増築なので、新築と同じ造りです。見上げればJパネルの野地板が見えます。壁は構造用面材の上に石膏ボードを張り珪藻土を塗って仕上げました。

2階の床はクリの板です。

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妻面から見た外観を見ると、2階の存在がはっきりします。どうしてもスッキリしてしまい、かつての面影が亡くなってしまいましたが、みかんの木とは、相性よく馴染んだ姿に思えました。

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最後に、南庭につくった外部トイレ。変形8角形のトイレです。腰までコンクリートで立ち上げて、その上は柱無しで全てJパネルでつくっています。小さくてかわいいトイレができました。

MSD三澤文子

| 17年03月18日

地球の会設計セミナー2016最終会

地球の会設計セミナー2016(全5回)最終回が、3月8日、大阪市福島のフクマチヤで行われました。

最終回は設計課題の発表会で、15名の受講生がプレゼンを行いました。
課題は地球の会第3回目で発表されたもので、実際ある敷地(角地)に、新築を建てる計画です。
途中、Ms(エムズ)建築設計事務所の三澤康彦氏の指導も受けながら、受講生は約2か月の間プランを練り、完成させました。

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5分の発表の後、三澤文子氏・康彦氏より質疑、コメントが述べられます。
配置計画、動線、建物のプロポーション等・・・あらゆる視点から総合的に評価、指摘します。

参加者の製作したパネルと模型はフクマチヤ2階に展示し、フクマチヤの2軒隣にあるシェアオフィス『SOHO』で仕事をされている、設計者の方々にも投票して頂きました。

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発表が終わり、発表者の皆さんが展示を真剣に見られているところです。

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聴講者と展示を見た設計者の投票を集計し、結果発表を行います。

総合1位となったのは・・・

由良工務店の荒木さんです。

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荒木さんには三澤文子氏からプレゼントが贈られました。(中身は開けてからのお楽しみです。)

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三澤文子氏が投票した新日本建設の二宮さんには『家づくりの基礎知識』(三澤康彦氏・文子氏のイラスト入りで大変読みやすい!)が、

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三澤康彦氏が投票した山弘の岩村さんには『最高の木造住宅をつくる方法/三澤康彦・三澤文子著』が贈られました。

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発表会・修了式の後はお決まりのパーティで歓談し、最後に集合写真を撮りました。

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皆さん、お疲れ様でした。
地球の会設計セミナー2016は最終回を迎えましたが、今後も交流を続け、刺激し合える関係となれば良いなと思います。

MSDスタッフ 前田

| 17年03月13日